「何故か人生上手く行かない、ついてない。」それ、誰かから恨みを買ってませんか?— 「罪滅ぼし」のすすめ

カルマを浄化

一生懸命に生きているのに、なぜか不運が続く。あるいは、自分のせいではない大きなトラブルに「巻き添え」を食らってしまう……。

そんな時、実はそこには目に見えない因縁(しがらみ、カルマ)が関係し、悪さをしていることがあります。今回は、徳川家康が戦乱の世を終わらせるために使った知恵をヒントに、不運の種を摘み取るための「創造的な罪滅ぼし」についてお話しします。

「謝ること」が正解とは限らない

謝罪と非難

私たちは「トラブルがあれば、まず謝るべきだ」と考えがちですが、実はこの「謝罪」が、かえって状況を悪くすることがあります。謝罪とは、時として「私は悪者です、どうぞ攻撃してください」という看板を掲げることになりかねないからです。

家康の知恵:敵対関係を「価値」で終わらせる
家康は宿敵・武田家を滅ぼした後、謝るのではなく、彼らの誇りだった「赤備え」を自軍に継承させ、彼らの戦術を取り入れる態度を示しました。これは「相手の価値を認め、因縁を昇華させる。」という極めて高度な決済術でした。これによって家康は、武田方の怨念を巧みに封じたのです。

対個人のカルマ

対個人のカルマ

例えば貴方が職場を去ることになった原因の理不尽な元上司や、喧嘩別れをした元友人など、誰にでも何人かはいるかもしれません。そうした存在は、積年のカルマとなって、貴方の幸運を阻害する原因となっている可能性があります。しかし通常は、こうした人々と再会し和解するといったことは困難でしょう。そこで、連絡を取れない相手には「独り言の感謝」という精算術を使います。

その対象となる人物を脳裏に思い浮かべ、「あの時、あんなに理不尽な態度をとってくれたおかげで、自分は今の環境へ進む決意ができた。あの経験のおかげで、今の自分がある。きっかけをくれて、ありがとう。」と独り言を呟きましょう。

相手の人間性を肯定する必要はありません。その出来事が「結果的に今の自分を形作る材料になった。」と認め、その一点に対して一方的に決済を済ませるのです。自分の中のトゲを抜くことで、負の共鳴を遮断します。

対集団のカルマ

対集団のカルマ

私たちのトラブルの相手は個人だけとは限りません。組織や集団を相手に揉めることも当然ながらあり得ることです。そして集団に対しても、私たち個々人がカルマを背負っているのです。

お店やサービスなどのケース

例えば飲食店で以前トラブルがあった場合は、そのお店(チェーン店なら他店舗でも可)にあえてもう一度足を運び、美味しいものを食べて笑顔で代金を払う。自分の放った「悪い感情」を、今の自分の「プラスの行動」で上書きし、心の貸し借りをゼロにします。

地域や場所などのケース

嫌な思いをした地域があれば、例えばその自治体へふるさと納税をしたり、特産品を取り寄せるなどすることで、結果として自分から「許し」のエネルギーを届けます。相手側の「攻撃の口実」をしたたかにいなして、因縁を物理的にクローズさせます。

まとめ:罪滅ぼしこそが、あなたを守るバリアになる

「罪滅ぼし」とは、過去のしこりを「感謝」や「許し」などに塗り替え、きれいに幕を引くことです。

あなたの世界から「嫌だな」「悪いことしたな」という隙間が消えたとき、理不尽なトラブルを寄せ付けない、強固で穏やかな毎日が手に入るはずです。

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